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よいどれうさぎ

「落花流水」 凪良ゆう

評価:
凪良 ゆう
大洋図書
¥ 903
(2010-04-27)

JUGEMテーマ:BL小説
《あらすじ》
自堕落な生活を送る井上一也は、ある日想いを寄せていた、成田夏生に再会する。
夏生は五年前、軽蔑と嫌悪の眼差しを向け、一也の前から突然、姿を消した男だった。
夏生は借金を作った婚約者の妹が、風俗店で働かされそうになるのを身を挺して助けにきたのだ。
そんな夏生に、どうすることもできない苛立ちを感じた一也は、借金のカタをつける代わりに、夏生に身体を要求する。
期限つきの関係でいい。
心まで望まない。
夏生が欲しい―――と。


これですね、買うかどうか迷ってたんですよ。
なぜなら挿絵が石原理先生だから……
挿絵で好き嫌いするのもどうかと思うのですが、石原先生のイラストは「眠る探偵」でほとほと懲りておりまして。
けどまあ、凪良先生初のシャイノベルズだしということで、思い切って買ってみました。
結果は、思ったほど石原先生の絵にアレルギー反応を起こすことはなかったです。
考えてみれば「眠る探偵」の発売からだいぶ経ってるわけで、普通絵も上達しますよね。何だか一安心。それでも好きな絵柄ではありませんでしたが、まぁそれは好みの問題ということで。

内容ですが、チンピラだけど健気なワンコ・一也と、昔彼が通っていた高校に教育実習に来ていた夏生の再会ものです。
一也は夏生のことを好きになるのですが、夏生は突然彼の前から姿を消してしまいます。
家庭環境の変化のせいもあり、一也はそれ以後、高校を中退し、職を転々としながらズルズルと道を踏み外していってしまい、現在はピンクサロンの用心棒のようなことをしています。
そこで、ピンクサロンで働かされそうになっていた婚約者の妹を助けに来た夏生と再会するわけですね。

一也は脅迫まがいの手を使って夏生の身体を奪いますが、奴はかなり純な奴なので見ていて初々しいです
夏生と別れて以来、一也にとって彼は「美しいもの」の象徴になってるんですよね。
夏生を欲しいと思う気持ちは止められない一方で、自分が彼と同じ世界で生きていくことはできないことも知っている。
それをわかっていながら、それでも夏生のために危ない橋を渡り続ける一也がいじらしいです。
読みながら途中、何回もウルッときてしまいました。

後半は特にジェットコースターのごとき展開で、最後までどうなるのかわかりませんでした。
でも、最後はタイトルの「落花流水」の通り、相思相愛になれてよかった。

物語は終始一也視点で進んでいくので、どうしても夏生よりも一也の健気っぷりのほうが印象が強かったのですが、同時収録されているSS「葉書」を読んで一也のことすらどうでもよくなりました。
なぜなのかはネタバレになるので隠します。

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よいどれうさぎ

「全ての恋は病から」 凪良ゆう

JUGEMテーマ:BL小説
《あらすじ》
大学生の佐藤夏市は、いつでも人肌に触れていないとダメという謎のビョーキを患うゲイ。
ある日、ミステリアスな雰囲気のサークルの先輩、椎名一貴が隣に越してくる。
外見はクールビューティーなのに、椎名は全く掃除ができない汚部屋製造人だった!!
「いつもモフモフさせてくれる男が欲しい」「タダで掃除してくれるお手伝いさんが欲しい」
ビョーキな二人のお隣さんライフの行く末は……!?


あらすじ的には私の好みではなかったので、余裕があれば買おうかな、程度のものでした。
けど最近何だか疲れが取れなくて、肩こりもひどいし、何か面白いBLを読んで癒されたいな〜〜と思っていたんですよね。
で、ネット上で評判がよかったこの作品を手にとってみました。
疲れてなければこういうお話はまず読まなかったですね。トンデモ設定なBLはなるべく避けてるので

結果からいえば、とっても癒されました
テーマは「疲れた頭を癒すエロコメディ」だそうですが、正にその通り。
確かに設定だけ見れば「何それ!?」な感じなのですが、夏市の場合も椎名の場合も、病気になるだけの理由付けがちゃんとなされていたので、設定だけが物語の中で浮き上がっている感じはしませんでした。

そしてキャラもよかったです。
「尽くし体質」な夏市と、ツンな女王様タイプの椎名は本当にいいコンビです
椎名は全く夏市の好みではなかったはずなのに、いつの間にか椎名のかわいさにやられちゃってるんですよね。
でも、夏市の気持ちはわかる。あのギャップは反則だ。

しかし何と言っても、一番の萌えどころはエロです!
このお話のエロのテーマはずばり「お○ん○ん」!(爆)
…実は私、最初これもあってこの作品を買う気が湧かなかったんですよね
ダーティワードを受けに言わせるシチュエーションは好きではないと過去の日記にも書きましたが、そのせいもあってギリギリまで敬遠してました。
でも、この作品はなぜか大丈夫だった。ダーティワード言わせる場面があるってわかった上で読んだので、免疫ができてたのかもしれませんね。

それと、椎名がエロ可愛すぎたせいもある
椎名は王子様系の美形なのですが、実はまだ童貞なんですよね。
そのせいか快楽に弱くて、夏市にいろいろ悪戯されるたびにどんどんエロく開発されていっちゃうんですよ。その過程がもう大好き。
夏市の変態的な言葉責めがいいアクセントになっております(笑)
凪良先生もあとがきでおっしゃっていますが、あんな言葉責めは夏市にしかできないでしょう。

いや〜、満足でした。
読み終わったときには肩こりも治ってました。意外な効能(笑)
あとがきに「マッサージBLのつもりで書いた」とありましたが、本当に肩を揉み解されたみたいです。
ありがとう、凪良先生!

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よいどれうさぎ

「恋愛犯〜LOVE HOLIC〜」 凪良ゆう

JUGEMテーマ:BL小説
《あらすじ》
季節が夏に向かうとある日、日永望は街中で高校時代のクラスメイト、勢田春人を偶然に見かけた。
声をかけた瞬間、勢田は歩道橋から落下し、なんと記憶を失ってしまう。
そんな勢田を日永は自分のマンションへ引き取るが、なぜか彼の過去を説明しようとしない。
実は日永には、勢田をストーカーしたという過去があったのだ。
歪んだ過去を封印したまま、2人の奇妙な同居生活が始まったのだが……!?
罪にも似た妄執は、果たして本当の愛となりうるのだろうか?


な……泣けた!!!
日永が切なすぎるんですよ、もう!!
評価は自分的には星4.5くらいだったので、星四つにするか五つにするか迷ったんですけど、凪良ゆう先生については、以前「未完成」を読んだときにちょっと点を辛い目につけてしまったので、今回は星五つとしました。
ていうか五つにしても遜色ない作品だと思いますけどね!

攻めの日永はストーカーですので、「キモっ」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、実際は大したことはしてません。
勢田の跡をつけて、家の前でじっと佇んでただけです(爆)
あれ、十分キモイや(笑)
読んでるときはそうは思いませんでした。
たぶんそれは、日永が勢田を好きすぎるからだと思うのですが。
それもこっちが辟易するほどドロドロしたものではなく(物語が進むにつれドロドロ気味になっていきますが)、カルガモの雛が親に一生懸命ついていくみたいなイメージなんですよね。

まあカルガモの雛というよりは、ご主人様と犬です(日永談)
ただ、この場合犬(日永)は嫉妬深くて、ご主人様が他人に目を向けると襲い掛かってしまうという…
ちょっと下克上風味なところがなんともいい。
基本的に日永は勢田のためなら何でもしてあげたいというスタンスなのですが、ベッドの中では若干言葉責めが飛び出すのですよね。
いいキャラだ〜〜。ただのワンコで終わらないところがすごい好き

勢田も色っぽくてよし!
最初から最後まで彼の泣きボクロについての描写がたくさんでてくるので、自分の中でも「泣きボクロ=色っぽい」という図式が出来上がってしまいました。実際色っぽいですよね、泣きボクロって。
ところで、ベッドシーンで、うつ伏せの状態で首だけを捻って、勢田が自分の身体を弄る日永を睨みつけるシーンがあるのですが、これは勢田に泣きボクロがあるおかげで作品一色気のある場面になったのではないかと私は思ってます。
ここ必見!

キャラの心理描写もすごく丁寧に描かれていたと思います。
勢田を見ているだけで十分幸せだったのに、一緒に暮らし始めたとたんに好きという気持ちが膨れ上がりすぎて、独占欲の塊になってしまう日永。
そのせいで勢田の心を深く傷つけてしまうんですけど、日永が勢田に邪険に扱われるとこっちまで胸が苦しくなるという不思議さ。物語が日永視点だからでしょうかね。
ストーカーに迫られるという異常な事態に陥った勢田も、日永に惹かれる過程が無理なく描かれていてストンと読めました。

BLで泣いたのって久しぶりかもしれません。
凪良先生ご馳走様でした!!

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「未完成」 凪良ゆう

評価:
凪良 ゆう
白泉社
¥ 690
(2009-04-17)

JUGEMテーマ:BL小説
《あらすじ》
夏休み最後の金曜、高2の瀬名櫂人は、クラブで英語教師の阿南珪が男とキスするのを目撃してしまう。
面白半分にゲイとバラすと脅したが、阿南は余裕でかわす。
「いい子だから、大人の愉しみを邪魔すんじゃねえよ」
意地が悪いけれど色香が溢れる微笑に、瀬名は魂を射抜かれてしまう。
以来、瀬名は阿南に付きまとい、どうにかセフレに持ち込むが、教師と生徒、男同士、10歳の年齢差を考えると実る恋ではない。
そんな時、瀬名は両親の離婚で転校することに……!?
未完成なまま恋に溺れる子どもと、子ども以上に未完成な大人が綴るラブストーリー!!


「恋する子どもは成長し、恋する大人は子どもに孵る」。
このキャッチコピーが気に入ってしまったのと、ネットでの評判が良かったのとでつい購入。
凪良先生の作品を読んだのは初めてでした。

ただ、ちょっと期待しすぎてしまったかもしれません。
自分で設定したハードルが高すぎたかも。
あと、絵師さんが好みじゃなかった…ごにょごにょ。

瀬名の若さ溢れる暴走っぷり……これは作品を書くうえで不可欠だと思うのですが、いかんせんこっぱずかしくて直視できませんでした(笑)
10歳も年上の阿南と一生懸命対等になろうとするんですが、空回りすぎてて可哀想になってくる。
けど、最後には成長できてよかったよなぁ。

以下ネタバレ。

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