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よいどれうさぎ

「孤島の鬼」 江戸川乱歩

評価:
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東京創元社
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(2012-01-01)

JUGEMテーマ:BL小説
《あらすじ》
密室状態での恋人の死に始まり、その調査を依頼した素人探偵まで、衆人環視のもとで殺された蓑浦(みのうら)は、彼に不思議な友情を捧げる親友諸戸(もろと)とともに、事件の真相を追って南紀の孤島へ向かうことになった。
だが、そこで2人を待っていたのは、言語に絶する地獄図の世界であった…!
『パノラマ島奇談』や『陰獣』と並ぶ、江戸川乱歩の長編代表作。


なんでいきなりこの本を読んでみようと思ったかといえば、近いうちにリブレさんから江戸川乱歩作品と「In These Words」の咎井淳先生のコラボ作品が発売されるとわかったからです。(特設サイトはこちら。
リブレさんの企画に乗っからずに既に発売されている小説本を読んでしまうあたり、自分でもどうなんだと思いますが、サイトをご覧になればわかる通り、近々発売されるリブレ版「孤島の鬼」は四六判で1,200円(税別)と、けっこうなお値段なんですよねたらーっ
「咎井先生のイラストは大好きだけど、江戸川乱歩は読んだことないし、買おうかどうか迷うなあ…」という方もいらっしゃるのではと思いましたので、参考までに感想をアップしてみました。
ちなみに私も江戸川乱歩を読んだのはこれが初めてです。

結論から言うと、けっこう面白かったです。
この内容なら「買わなきゃよかった…」と後悔することはないんじゃないかと個人的には思いますイケテル
ただ、書いているのはBL作家さんではなく江戸川乱歩先生ですので、あんまりBL的要素を期待しすぎると肩透かしを食らうと思われます。(同性愛的要素は確実にありますが)
「これはミステリー(ちょっとグロめ)だ」と思って読むのがちょうどいいかと。
ちょっとシャーロック・ホームズシリーズを読みあさっていた頃を思い出しました。
昔のミステリって、トリックが荒唐無稽ギリギリの感じなんですが、とてもシンプルだから理解が早いんですよね(笑)

実は私、この作品を小説で読むのが面倒くさくて(爆)、初めのうちはこの「孤島の鬼」をマンガにリメイク(主人公の性別を女性に変えるなど)した「ドクターGの島」(高階良子先生著)を読もうと思ってたんですよね。
ところがどの電子書籍サイトを見ても売ってないし、アマゾンでも高い中古品しか売られていない(文庫版が比較的最近に発売されているにもかかわらずワッ!)ので、諦めて小説を読みました。なんてやる気のない読者…。
でも中身を読んでその理由がうっすらとわかった。
理由を説明するとネタバレになってしまうので明言しませんが、この「孤島の鬼」は江戸川乱歩が生きた時代だからこそ書けた小説だな、と思いました。今じゃ相当難しいかも。
この話を漫画化できた高階先生も相当すごいです。(漫画未読の身で言うのも何ですけど…)

あらすじからだいたいわかるかもしれませんが、主人公は蓑浦というあまりやる気のない会社員(外見は綺麗)。
そして、彼の友人でこれまた容色優れたる諸戸。この二人を軸にして物語は進んでいきます。
この二人の同性愛的要素に期待しすぎるとガッカリすると思うのですが、この「箕浦を想う諸戸」という構図があったればこそ、この作品が唯一無二のものになっていると思うんですよねモグモグ
これがないと、「ちょっとグロいミステリー」で終わってしまいかねないかも…。
一途に蓑浦を想う諸戸の存在が、この作品の雰囲気を耽美なものにしてる気がします。

このお話の感想をネタバレせずに書くって難しいですね…。
ちょっと何が言いたいんだかよくわからなくなってしまいましたが、内容のレベルについては(好き嫌いはあると思いますが)保証できます。現代まで読み継がれている名作なので私が保証するまでもないんですが。
なので、値段が気にならなくて、咎井先生のイラストがお好きなら買ってみる価値ありなんじゃないでしょうか。
特設サイトに載ってるイラストも実に暗示的で素敵ですしねてれちゃう(絵の意味は本編を読めばわかります)
 
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「王様、お手をどうぞ」 夕映月子

JUGEMテーマ:BL小説
《あらすじ》
王様のようなその男に目を奪われた。
まるで恋に落ちたみたいに―――。
大学生プロダンサーの杏里がレッスン先で出会ったのは、美しい肉体と強い存在感、あらゆる意味で日本人離れした同い年の江神。
由緒ある出自の彼が男女混合練習を拒否したため、杏里は男同士で踊ることを提案する。
予想外にダンスの相性が良く、また傲慢さの中にも不器用な優しさを持つ江神に、杏里は次第に惹かれてゆき……?
社交ダンス部で始まる恋。


夕映先生の作品を読むのはこれが初めてなのですが、何だかじんわり来るいい作品だなあと思いました。
夕映先生としては「脱・地味」を目指して書かれたようですが、他の作品を知らないこともあり特に派手だとは感じなかったですたらーっ
でもキャラクターの心情に誠実に寄り添って、丁寧に書いている感じがしてすごく好感が持てました。
そしてすごくダンスが見たくなりました(←ダンスがしたい、とは言わない(笑))

お話としても派手な出来事が起こるわけではなく、本当に近所の大学とかでも起こり得そうなエピソードを一つ一つ積み重ねていっている印象です。
ただ、舞台がお金持ちの子女が多く通う大学で、主人公の杏里が大学生であると同時に世界を飛び回るプロダンサーであるという点が得意といえば得意かもしれません。
杏里と璃々(杏里の双子の姉)みたいなカップルがいたら絶対ファンになってしまうよ、私…!てれちゃう

杏里が母と双子の姉と共に、江神の所属する社交ダンス部に講師として行くことになったところから物語は始まります。
江神の傲慢な言動に最初は反発する杏里でしたが、ダンスの相性がものすごくいいこと、そして江神が不器用ながらも優しい心を持っていることに気づいてからは徐々に惹かれていきます。
この江神の「不器用な優しさ」って奴がこの作品最大の魅力かもしれませんラッキー
もちろん江神が杏里に好意を持っているからこその行動なのでしょうが、普段王様みたいにふるまっている彼が焦ったり不安になったりしてる様子はかなり萌えます!

由緒ある家柄の出身ということもあり、自由に何かをするという発想に乏しかった彼ですけど、杏里に出会ってだいぶ変わったんじゃないかな。
江神の家の権威はすごいものがあると思うので、彼が杏里と一緒になるためにはかなりの苦労が伴うかもしれませんが、こっちが切なくなるくらいに杏里のことを想っている江神にはキュンキュンさせられっぱなしでしたラブラブ
王様が初恋にかしずいてる感じ、よかったです〜。
夕映先生のほかの作品も読んでみようかな。こういう丁寧に仕上げられてるのが感じ取れる作品って好きです。
 
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「愛犬調教」 宮緒葵

評価:
宮緒 葵
プランタン出版
¥ 670
(2014-08-13)

JUGEMテーマ:BL小説
《あらすじ》
両親の敵を討つため、解き放たれた禍神の江雪を従わせて本家を乗っ取ろうとする傍系の犬神使い・篝。
江雪に挑むが敗北して、逆に囚われてしまう。
それでも隙を狙い調伏しようとするが―――
「私だけを睨んで頂き、私だけが貴方を泣かせて、寵愛されたい」
その誇り高さに魅了された江雪に、まぐわいを強いられる。
断固拒絶しようとするも脅迫され、しもべとする契りを強要されて!?


「愛犬志願」にも登場した江雪がメインキャラの、スピンオフ作品です。
やっぱり私、このシリーズ好きだーラブラブ
けど、安綱×旭のときよりも篝が江雪を受け入れる心情の変化が若干急に感じたのと、篝と江雪のエロが個人的に足りなかったのとで、トータルの評価としては前作のほうがいいかもしれません。(星の数は同じにしてますが)
でも、どちらも甲乙つけがたい良作です。

以下ネタバレ。
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「FATHER FIGURE」 Guilt | Pleasure

評価:
Guilt|Pleasure
リブレ出版
¥ 1,404
(2014-05-01)

JUGEMテーマ:BL小説
《あらすじ》
警察官であるガブリエルには秘密があった。
自宅のアパートの窓から見えるその部屋に住む男―――彼を自分のものにするために、親切な隣人を装って綿密な計画を立てていたのだ。
そして真冬のある夜、ついにその計画は実行された!
ガブリエルが思いを遂げた1週間、その小屋で何があったのか!?
精神分析医・浅野が手がけた一つのプロファイルがここに明らかになる…!


どう感想を書くべきなのか、ちょっと迷う作品です。
タイトルからもなんとなく想像できるように、この作品はあえてジャンル分けすれば「父子もの」ということになります。
なのですが、日本のBL作品ではまずお目にかかれないような雰囲気の作品でした。「In These Words」もそうでしたけど。
読み物としては面白いです。新鮮ですし。
ただ、好きな作品かと言われると「好きではない」と言わざるをえませんがく〜
あらすじにもある通り犯罪が絡む話なのですが、暴力の描写が非常にアメリカ的というか、容赦ない感じだったのでちょっと私には受け入れづらかったからです。

以下、ネタばれますね。

 
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「雪の声が聞こえる」 水原とほる

JUGEMテーマ:BL小説
《あらすじ》
「幸(ゆき)はずっと僕のものだ…約束だよ?」
雪深い田舎町で、みんなが憧れる旧家の長男・雅彦。
彼が唯一溺愛し甘やかすのは、使用人の孫の幸だ。
―――いくら弟みたいに可愛がられても、雅彦さんは雲の上の人だから…。
雅彦の大学進学を機に、離れようとする幸。
けれど、それを知った雅彦の態度が豹変!!
「約束したよね、ずっと一緒だって」
いつもの優しい微笑のまま、怯える幸の身体を強引に開かせて!?


久しぶりの水原先生です。
執着攻めが大好きなので、あらすじを読んで「おお!」と思い購入決定ぴかぴか
雪の深い田舎町という閉鎖的な空気の中で、ゆっくりと雅彦が幸を絡め取っていく様は萌え心をくすぐるものでした。
微笑みながらも独占欲丸出しな攻めっていいですね(うっとり)

以下ネタバレです。

 
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「愛犬志願」 宮緒葵

評価:
宮緒 葵
プランタン出版
¥ 620
(2013-03-13)

JUGEMテーマ:BL小説
《あらすじ》
ある日、旭が帰宅すると、見知らぬ男が三つ指をついて出迎えた。
その男・安綱は、禍神として封印されていた犬神だった。
旭は幼い頃に、彼と主従の契りを交わしたらしい。
「私と我が君以外は、滅べばいいのに」
涙ながらに訴えられても、平穏を望む旭は主となることを拒絶する。
だが犬神たちの襲撃に遭い、彼をしもべと認めることに。
すると、霊気補充のため“まぐわい”を請われて!?


宮緒先生の作品は何作か読みましたが、こういうテイストの攻めを読んだのは初めてです(笑)
今まで読んだ攻はどちらかというと執着攻めで、時には受けの意思を無視して云々…ということもあったのですが、この作品に出てくる攻め・安綱はです。とにかく犬ワッ!
もちろん受・旭への執着はハンパなく、旭に近寄る奴は全て滅べ!というスタンスなのですが、基本的に旭に絶対服従なのが面白いです。
見た目はクールな黒髪眼鏡なのに、よく号泣するところも笑える(ひどい)
人外攻めでもあるので、それならではのHシーンも萌えます。新刊ではないけれど、お勧めですよ。

以下ネタバレです。
 
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