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よいどれうさぎ

「聞こえない声」「見えない星」 京山あつき

評価:
京山 あつき
大洋図書
¥ 630
(2006-11-01)

JUGEMテーマ:BL漫画
《あらすじ》
野球部に所属する今井は、一生懸命で不器用な後輩・引田が気になっていた。
緊張すると人を睨みつけるような顔になる引田。
そんな引田がかわいくてしょうがない。
おまえはこんなに色っぽいのに 気づいたのは俺だけ―――
面倒見のいい先輩として接しながらも心の中では引田の裸を触りたいと思っていて…!?


ネット上で評判がよかったので買ってみたのですが、残念ながら私ははまりきれませんでした
皆が褒めているものを一人だけ(かどうかは知りませんが)いいと思えない感じって、結構淋しいものがありますね(笑)
この感じ、デジャヴですわ。「世界の中心で愛を叫ぶ」のときもそうだったんですよね、私…。
大ヒットしてたんで原作を読んでみたのですが、どこがいいのかよく分からず。だって骨をあんなふうにさぁ…。

まあ、それはどうでもいいのですが。
このお話はジャンル分けすると不細工受けということになるのでしょうかね。
不細工受けは「アイツの大本命」で免疫あるからたぶん大丈夫だろうと思っていたのですが、このお話はそれとは全く毛色が違うお話で。
え〜〜と、遠まわしに言っても仕方ないですから、「人でなし」と言われるのを覚悟で言いましょう。
ぶっちゃけ、引田の不細工具合が私の許容範囲を超えていたのです(爆)

それから、京山あつき先生の絵柄に慣れるのもすごく時間がかかってしまった。
あんまり好きな絵柄じゃなかったんですよね……大丈夫かと思ったんですけど。
あー、言っちゃったよ……こういうこと言うと、外見だけで判断して中身を見ない奴みたいでなんかすごく嫌なんですけどね

説得力ないかもしれませんけど、私はお話が面白ければ絵は気にならないタイプなのですよ。
けど、この作品についていえば、それほど面白いと思えなくて……話の筋が変だとか矛盾してるとかいうことは一切ないんです。
キャラの気持ちがだんだん変化していく様子なんかは、読んでて「なるほどね〜」と思うのですが、そこまでで終わってしまうというか。
これはもう好みの問題だと思うので、なぜそうなるのかはよく分からないのですが、もしかしたら絵に慣れることに気をとられて物語にあんまり集中できなかったせいなのかもしれません。

そんなわけで、私はまた流行(?)の波に乗れませんでした(笑)
このシリーズはあと一冊でてるみたいですが、たぶん買わないだろうなぁ。

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