スポンサードリンク

スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

web拍手
TOPへ
応援! ブログ村ランキング | - | - | -
よいどれうさぎ

「君を殺した夜」 夜光花

評価:
夜光 花
徳間書店
¥ 560
(2006-11-25)

JUGEMテーマ:BL小説
《あらすじ》
「ここから飛び降りたら、お前を好きになってやる」。
10年前、幼馴染みの聡の告白に幸也が出した条件だった。
何においても優秀な聡が妬ましくて、酷く傷つけたかったのだ。
そんな幸也が勤める中学に、聡が新任教師として赴任してきた。
聡は「お前に罪の意識があるなら、身体で償え」と、幸也に強引に迫る。
けれど、聡は辛辣な言葉とは裏腹に、優しく幸也を抱きしめてきて…!?


こういうタイトルですが、誰も死にません(笑)

受けの幸也は幼馴染みの聡がとにかく妬ましくて、彼の恋情を利用して「ここから飛び降りたら、お前を好きになってやる」と言ってしまうんですよね。
ちょうどその時幸也はある事情から精神的に不安定で、感情のコントロールが難しい状況にありました。
それでも聡が飛び降りることはないと高をくくっていたからこそこういうセリフが言えたのですが、聡は本当に歩道橋から飛び降りちゃうんですよね。

その事件以来音信不通になっていたわけですが、ある日突然聡が教師になって幸也の前に再び姿を現します。
以来、聡は過去のことを種に脅迫めいた言葉で幸也を嬲るのですが、基本的に幸也至上主義の人なのでイマイチ意地悪になりきれません(笑)
小さい頃からず〜〜っと幸也一筋なんですよね、聡は。

大して幸也は聡に対して根深いコンプレックスを抱えているので、聡が寄せる好意に嫌悪感を抱くことはないものの、彼の気持ちに応えるという選択肢はまるでない。
大人になって再会し、肉体関係を持つのも「償い」のためであって、それ以上の意味はない。少なくとも、最初はそうだったはず。
幸也が聡に対して嫉妬するようになったのは、幸也の両親が主な原因ですが、これほどまでに二人がすれ違ってしまった原因は聡の察しが悪かったというのもあります。
下手したらどこまでもすれ違って永遠に二人の気持ちが交わらなかったかもしれませんが、最後に自分の気持ちと向き合い、一つの答えを出した幸也は清々しかったな。

以下ネタバレ。

この本ではとにかく幸也が聡と自分の差についてうじうじと悩みまくるので、人によっては途中で嫌になってしまうかもしれませんね。
でも私は、幸也のこういうドロドロした心の動きはとても人間臭くて好きです。
幸也の嫉妬って、結局執着だしね。
聡の幸也への執着はストレートですけど、幸也の聡に対するそれは、両親が二人を無神経に比較したことで捻じ曲がってしまい、嫉妬という形に凝り固まってしまった。

聡と一緒にいると、自分との差を見せ付けられて苦しいのに、聡と離れていた幸也はどこか人間味の薄い人間でした。
誰と付き合っても本気になれない。
母に勧められてなった教師の仕事には身が入らない。
結局自分の感情を一番揺さぶるのは聡だと気付き、幸也は彼と一緒にいる覚悟を決めるわけですね。

安直に聡の元へ走るという終わり方でなくてよかった。
いつか聡とラブラブになるんだろうな、ということを想像できるような終わり方でしたね。

何にしろ、聡が何とか報われそうでよかったです。
何でそんなに幸也が好きなんだ、ってくらい幸也にハマってましたからね〜。
子供の頃いじめっ子から助けたとか、幸也の一生懸命走る姿に惚れたとか、色々言ってましたけどこれだけ執着するのはやっぱり聡自身の性格のせいか?
粘着系ですね。
だって普通、幸也に会うのを期待して陸上部に入ったり教師になったりしないよ。

それにしてもこの二人はちょっとヤる場所を考えたほうがいいと思う(苦笑)
学校はいかん、学校は。
一回ならともかく二回もしてるしね。
いや、本番まで行かなかったのも含めると三回!?
勇気ある……っていうか迂闊ですよね。
ベッド以外のシチュエーションも萌えますが、最後くらいはベッドでしてもよかったんじゃあ…。
いいんですけどね、別に。
 
web拍手
TOPへ
スポンサードリンク

スポンサーサイト

web拍手
TOPへ
応援! ブログ村ランキング | - | - | -
Comment
It comments.









    
Trackback
Trackback URL of This Entry
トラックバック機能は終了しました。
S M T W T F S
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031 
<< January 2020 >>

rss atom 管理者ページ
Selected Entry
Recent Comment
Categories
Recent Trackback
Archives
 
Recommended
無料ブログ作成サービス JUGEM